昨年の12月より3月までは自殺者の数は減少傾向だったのが一転して増加となりました。
この背景には、日本大震災が影響しているのではないかと言われています。
大震災の直後よりも、復興が進んで行くにつれて生活が落ち着く人とそうでない人との差が出てきてしまい、『置いていかれた』感や『忘れられてしまった』とネガティブな感情となり自殺を考えてしまう人も多くなるそうです。
また、救援にあたっている自衛隊の方々も自責の念にかられPTSDを発症する例も少なくありません。(詳細→http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20110614/111203/)
口数が減った・・・食欲が減った・・・夢にうなされている・・・『死にたい』と口にする・・・etc
まわりの人でこの様な人がいたら、迷わず声を掛けてあげて下さい。
そっとしておく事も必要ですが、今は声を掛ける事が優先です。もし、どの様に接していいのかわからない場合は専門家へご相談ください。
株式会社 労研 EAP事業部 大橋 桐子