人の考えや行動が 正常か異常かの判断は、とても難しいことです。
その国の文化や習慣などによって判断が異なるからです。
国単位だけでなく、個々の習慣や育った環境によっても判断が異なります。
例えば・・・
毎晩 寝る前に家じゅうのカギを締めたかチェックしないと眠れない人もいれば、開けっ放しでも寝れる人
どちらが異常かと聞かれれば どちらも異常ではありません。
私達カウンセラーは医学的な異常・正常の判断を下すのではなく
どんな状況が医学的援助を必要とするかの判断を問われます。
先ほどの例でいえば カギを締めても締めても、気になって眠れないetcの日常生活に支障をきたしているかどうかがポイントとなります。
又、適切な感情表現が出来ているか?なども判断のポイントとなります。
このポイントも回数ではなく、日常的・慢性的なっているのかも大切な判断の基準となっています。
◆多くの精神障害の原因は、脳の働きを悪くする物質や精神物質のアンバランスなどで、この原因を背景にストレスが要因となって精神疾患が発現すると考えられています。
このストレス社会でストレスを無しにすることは難しいでしょう。
ですから、このストレスを無くすのではなくストレスと向き合い
上手に付き合っていくことが大切になります。
そして今までと違う自分に気付くことが 第一歩となります。
普段から自分を見つめる時間を作ることが予防策ともいえるでしょう。
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