生理学では、外部からの色々な刺激 (例えば人間関係や仕事の量・質)などを受けて心身に負担がかかった状態に適応しようとして、一種の防衛反応がおこります。これをカナダの生理学者セリエはストレスと呼びました。
職場や仕事内容が同じでもストレス状態になる人とならない人がいます。それは
外部からの刺激×受け取り方がストレス状態になるからです。
同じ出来事が起きても、受け取る側の人生観や価値観などによってストレスの度合いが変わってきます。
例えば・・
・時間にルーズな事が嫌いな人 そうでない人
・人前で話すのが好きな人 苦手な人
などのように外部からの刺激(ストレッサー)に対してどう受け止めるか??なのです。
何か出来事が起きた時に、自分は平気だから相手も平気とは限りません
又、自分が辛いからみんなも同じ思いで、自分の辛さをわかってくれてる・・・とも限らないのです。
セリエは『ストレスは人生のスパイスだ!!』と言っている様に、ストレスの無い生活は無気力になったり、心を鈍らせたりする恐れがあります。
ですから、ストレスとどう向き合うか??上手に付き合っていくか??が大切なのです。
◆ストレスによる精神疾患にならない様にするには・・
こまめにストレスを軽減して行く事です。
それには3つのR
・Rest(休養・睡眠)
・Relaxation(リラックス)
・Recreation(運動・旅行・趣味)
普段からこの3つを心がけるようにしましょう。
◆普段の自分自身を知る事も大切です。
普段はそんなことはないのに、最近何日もイライラする状態が続けば、『何かの出来事が 自分の中で処理しきれてないのかも・・』と
自分を見つめなおす事が出来るでしょう・・
又、自分はどんな事がストレッサーになりやすいのか??といった事を知っておく事で、対処の方法が事前にわかり、ストレスは軽減されます。
◆自分を客観的に知るには・・
質問紙法や投影法などの心理テストを利用してみるのもよいでしょう
自分では気づいていない自分を見ることが出来るかもしれません。
◆みなとみらい労研会では
東大式エゴグラムを使って、客観的に自分の傾向を知る事が出来ます。
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◆ストレスをため込んで身体に悪い影響をあたえる前に、少しずつストレスを解放していく事が 自分で出来るメンタルケアの第一歩です。
◆11月22日(木)
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